本物の雨漏り修理は誰ができるのか

雨漏りに悩んだとき、多くのお客様はインターネットで検索されると思います。
「雨漏り修理専門」「〇〇件の実績」「完全保証」――そんな言葉が大きく並んだ立派なホームページを見れば、つい「ここなら安心かもしれない」と感じてしまうでしょう。

しかし、実際に屋根の現場で作業をしてきた私から言わせていただくと、多くの“雨漏り修理業者”と名乗る会社は、本当の意味で屋根を理解していません。

塗装業者やリフォーム会社が「雨漏り修理できます」と掲げていますが、その実態は「営業会社」です。
屋根を作ったこともなければ、防水処理の手順も知らない。屋根の構造や工事の流れを理解していない会社が、雨漏り修理を本当にできるはずがありません。

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下請けに出される「見えない現実」

お客様がそうした会社に依頼すると、結局その仕事は私たちのような本物の屋根工事業者に下請けとして回ってきます。
つまり、看板はリフォーム会社や塗装会社でも、実際に屋根の上で作業しているのは私たち職人なのです。

そしてそこには必ず「中間マージン」が発生します。
私たちが20万円でできる工事も、リフォーム会社を通すと30万円。時には40万円に膨らむこともあります。

これは決して特別な話ではなく、業界ではごく当たり前に行われていることです。
だからこそ私は声を大にして伝えたいのです。「直接、屋根工事業者に依頼してください」と。

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本物の屋根工事業者だけが知っていること

屋根の修理は単なる補修ではありません。
屋根は「下葺き材」「板金」「釘」「水切り」など、数多くの部材が正しい順番で組み合わさって初めて雨を防ぎます。

どこに釘を打てばよいか、どの方向から防水紙を張ればよいか――。
それは新築の屋根を一から葺いたことのある人間にしかわかりません。

例えば、天井にシミができたからといって、真上の屋根材を剥がせば直るわけではありません。
水は板金の下を伝い、数メートル離れた場所から侵入している場合もある。
その水の動きを想像し、原因を特定できるのは、屋根の構造を知り尽くしている私たち職人だけなのです。

だからこそ、本物の雨漏り修理は「屋根を作れる人間」でなければできないのです。

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即日見積もりができる理由

私たちは現場を見れば、その場でおおよその金額を提示できます。
「ここは部分的な張り替えだから20万円くらい」「全面葺き替えが必要で90平米だから80万円くらい」――そうした判断ができるのは、日々屋根の寸法を測り、材料を拾い出し、施工しているからです。

一方、営業会社や塗装会社は即答できません。
「確認して折り返します」と持ち帰り、結局は私たち屋根業者に見積もりを依頼するからです。
お客様から見れば不思議に思うかもしれませんが、単純に「実際の作業を知らないから即答できない」のです。

 

正直に言います。私は営業が得意ではありません。

ここで正直に打ち明けます。
私は営業が得意ではありません。

口が上手いわけでもないし、豪華なパンフレットや高額な広告費をかけたホームページもありません。
自分で作ったホームページは、デザインも文章もプロの制作会社のものと比べれば見劣りするでしょう。

でも、私が胸を張って言えるのは、「真実を知っている」ということです。

実際に屋根を作り、雨漏りを直してきた現場の経験は、どんな営業トークにも勝ります。
派手な広告に惑わされず、ぜひ「現場で手を動かしている人間の言葉」を信じてほしい。
それが私の願いです。

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ポータルサイトや集客サイトの実態

最近では「雨漏り修理専門のポータルサイト」や「一括見積もりサイト」が増えています。
一見すると便利で安心できそうですが、最終的に現場に来るのは結局、私たちのような屋根業者です。

運営会社は施工をしません。彼らは案件を集めて私たちに回し、紹介料やマージンを取るのが仕組みです。
つまり、そこに依頼しても「中間マージン」という構造から逃れることはできません。

お客様が支払う金額は高くなり、対応も遅くなる――。
であれば、最初から私たち屋根工事業者に直接相談していただいたほうが、安く、早く、正確に雨漏りを解決できるのです。

 

お客様に伝えたいこと

私は職人であり、営業マンではありません。
言葉や宣伝はうまくなくても、屋根を直す技術と経験には自信があります。

「本物の雨漏り修理をしたい」
「余計なマージンを払いたくない」
「正確に直して安心したい」

そう思う方は、ぜひ私たちのような屋根工事業者に直接ご相談ください。
現場を知っているからこそ、本当の解決策をその場で提示できます。

派手な広告や営業トークよりも、実際の現場の声を信じてください。
それが、あなたの家を守る一番の近道です。