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執筆者の写真Yutaka Takisawa

なぜ雨漏りしているか分からない。急勾配屋根の雨漏り 原因はこれだ!盛岡市

更新日:2023年3月17日

今回のお客様からの依頼は

何度か見てもらったのに雨漏りが続くので

直してほしいとの事。


ご依頼ありがとうございます!


なんとしてでも原因を突き止めたいと思って屋根に上がりましたが

穴に空いているとか凹んでるとか何も変なことはありませんし

どこか納め方が悪いというわけではありませんでした。

一度屋根を塗り替えしたことがあるようです。


天井が濡れている場所の水上側だけ剥がして新しい物に交換することにしました。


水上側から剥がしていくと

釘がサビている所を発見しました。

さらに剥がして中を見てみると

野地板が黒くなっていることが確認できました。

釘から水が入っていたのでしょう。


8寸勾配の急勾配屋根で、横葺きのハゼ部分から水を吸って、釘まで流れて雨漏りするのはなかなか考えにくいですが、実際にハゼから吸って雨漏りしています。


ハゼから吸ってしまった原因は

この屋根は一度塗装しています。

塗装したことにより、ハゼの部分が塞がって水が流れにくく

吸いやすい状況になったのだと思われます。


雨漏りいる部分だけ解体して、防水紙を重ねます。

改質アスファルトルーフィングです。


横葺き本体の釘から雨漏りしないようシリコンを塗っておきます。

これで雨漏りすることは無くなるはずです。


棟の換気まで取付け直しました。


これで雨漏りは直りました。

もう大丈夫だと思います。


盛岡市H様、ありがとうございました!


難しい雨漏り修理おまかせください!





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