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廃盤になった雨樋の修理 三菱製角樋を直します 

盛岡市にお住まいのお客様から、「長年使ってきた雨どいが壊れてしまった」とのご相談をいただきました。屋根の四面に設置された三菱製の雨どいは、すでに廃盤となっており、同じ製品での修理ができない状況でした。

しかし、だからといってすべての屋根を大規模に改修する必要はありません。今回、私たちは三菱製の雨どいに最も近い「角どいS4型」を活用し、部分修理ではなく、機能性と耐久性を兼ね備えた新しい雨どいへと交換する方法を提案しました。

さらに、冬場の雪による負担を軽減するため、雪止めネット「スノーキング」の設置も合わせて行い、より安心できる環境を整えました。



施工前の状況

角樋が落雪で変形しています。雨水がダラダラと落ちてしまっています。


         

施工後の状況

軒樋を修理して、雪止めネットも取付けました。





現場調査とお見積り

工事を始める前に、まず雨どいの状態を詳しく確認しました。今回の建物は四方向に屋根が広がる「寄棟屋根」で、その四面すべてに雨どいが取り付けられていました。そのため、1面だけを修理する方法では、全体のバランスが取れなくなり、適切な排水ができなくなる可能性がありました。

さらに、現在設置されていた三菱製の雨どいはすでに廃盤となっており、同じ部品を入手することができませんでした。そのため、お客様と相談し、三菱製の角どいに最も近い形状を持つ「角どいS4型」に交換することを提案しました。この新しい雨どいは、耐久性が高く、錆びにくいガルバリウム鋼板製で、長く安心して使える製品です。

部分的な修理ではなく、全体の交換が必要な理由を丁寧に説明し、お客様にお見積りをご確認いただいたうえで、工事の日程を決定しました。




施工手順

1.古い雨どいの撤去

既存の三菱製の雨どいを取り外し、特に集水器から集水器のジョイント部分を丁寧に解体しました。取り外し作業では、周囲の建材に影響を与えないよう慎重に進めました。


2.新しい雨どいの設置

角どいS4型を使用し、新しい雨どいを設置しました。ジョイント部分をしっかりと固定し、雨水の流れをスムーズにすることを重視しました。



3.スノーキングの設置

雪が滑り落ちるリスクを軽減するため、スノーキングを設置しました。取付けには専用の金具「スノーキング用取付け金具ダブル」を使用し、しっかりと固定しました。今回は910mmサイズを10台取り付け、合計9.1m分の施工を行いました。


4.仕上げと最終確認

施工後、足場を解体し、周囲の清掃を行いました。最終確認では雨どいの排水の流れやスノーキングの固定状態をチェックし、お客様にも仕上がりを確認していただきました。







お客様の声

今回の修理後、お客様から次のような感想をいただきました。

古い雨どいが壊れてしまい、修理が難しいと言われて困っていました。でも、代わりの製品を提案してもらい、予算内でいい方法を考えてくれてよかったです。






よくある質問

雨どい修理でよくある質問をまとめました。


Q1: 雨樋修理の見積もりは無料ですか?

A1: はい、私たちは無料で見積りを提供しています。お客様のニーズを正確に理解するために、現地調査を行い、最適な修理プランをご提案します。​


Q2: 雨樋から水がだらだらと落ちている。修理できますか?

A2: もちろんです。雪が屋根から滑りおちてきて、軒といが押されたのだと思います。部分的に交換できると思われます。落雪による雨樋の破損は、火災保険が適応になるかもしれません​。現地調査の上、説明させて頂きます。​


Q3: 修理にどのくらいの時間がかかりますか?

A3: 修理時間は、雨樋の状態や修理の範囲によって異なりますが、通常は1日から3日で完了します。現地調査後、より正確な時間の見積りを提供いたします。​


Q4: 以前も雨樋を直したのですがまた壊れた。壊れないようにできますか?

A4: はい、私たちは雨樋修理のプロです。壊れないように適切な修理方法を提案させて頂きます。

Q5: たてのパイプが壊れていますが、部分的に直せますか?

A5: はい、たてのパイプは竪といだと思われます。竪といの部分交換も可能です。​凍って破裂していることが多いのですが、1本だけの交換も可能です。

 

Q6:雨樋の修理で足場は必要ですか?

A6:はい、足場は必要になります。ただし、1階屋根の雨樋部分ですと脚立を立てて作業できますので、不要になります。また、3mだけの雨樋を修理したなど、短時間で終わりそうな場合は、足場なしでも施工できます。現地調査の上、お見積りします。








まとめ

雨どいの修理は、建物の寿命を延ばし、雨漏りや外壁の劣化を防ぐためにとても重要です。今回の施工では、廃盤となった三菱製の雨どいに代わる「角どいS4型」を採用し、全体のバランスを考えた最適な修理を行いました。さらに、冬の雪対策として「スノーキング」を設置し、落雪による負担を軽減することで、より長持ちする屋根環境を実現しました。

「雨どいが壊れてしまったけど、修理できるのかわからない」「部分的な修理で済むのか、それとも交換が必要なのか不安」という方も、まずは無料の現場調査をご利用ください。お客様のご自宅の状況をしっかりと確認し、最適な修理プランをご提案いたします。

長年の経験を活かし、丁寧な施工と適切なご提案をお約束します。見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください!









 

瀧澤屋根工業について


瀧澤屋根工業(タキサワヤネコウギョウ)はお客様のビジョンを具現化し、理想を超える屋根を創造します。

【代表からのメッセージ】 私、瀧澤 豊(Yutaka Takisawa)、岩手県遠野市の自然豊かな環境で育ち、現在は盛岡市にて瀧澤屋根工業を率いています。盛岡市の瓦屋での7年間の研鑽を経て、2012年に当社を立ち上げました。私の屋根への深い愛情は、盛岡市内であらゆる屋根材に精通することに表れています。

2018年の最新設備投資により、私たちは技術的な精度と創造的な可能性をさらに高めました。インターネットを通じた情報共有にも力を入れており、業界内でのリーダーシップを発揮しています。

このホームページは、私の手によってイチから作り上げています。動画制作からSNSへの投稿に至るまで、私の仕事に対する情熱とプロフェッショナリズムが反映されています。

【安全と安心の約束】 私たちは損害保険に加入しており、万が一の事態にも迅速かつ適切に対応します。お客様には、安心して屋根工事をお任せいただけるよう、最善を尽くしています。


瀧澤屋根工業は、皆様の屋根に新たな命を吹き込むことを約束します。屋根に関するご相談やご質問がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。私たちは、皆様の夢を具現化するために、全力でサポートします。


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