破風板金と雨樋工事 動画で解説 立平葺きでブラックのスタイリッシュな外観に仕上がります 住宅新築工事 岩手県
- Yutaka Takisawa
- 2024年2月11日
- 読了時間: 3分
今回は破風板金と雨樋工事をご紹介。
岩手県の紫波町で新築住宅の屋根を担当させて頂きました。
工事の内容を動画を使って解説していきます。
破風板金の取付け
岩手県では破風板は、基本的にガルバリウム鋼板を取付けます。
現場で採寸してきて、事務所で加工します。
まずは、鼻隠し板から付けていきます。
角の部分が一番雨水が入りやすいので、雨水が入らないように取付けます。
中に捨てコーキングを入れておきます。
吸って中に水が入らないように、多めにコーキングを上から下まで切れ目がないように塗布します。
角部分の仕上がりです。破風板側の破風板金を勾配に合わせて折り曲げて取付けます。
角部分はこれで水が入ることはありません。
棟部分も捨てコーキングを入れて、雨水が入らないようにします。
棟部分の破風板金の仕上がり状況です。
この日は、雪が降ってきましたが、なんとか軒樋まで取付けました。
竪樋は、コーキング屋さんが外壁の目地にコーキングを打ってから取付けます。
雨どいの取付け
軒樋は樹脂製の角樋、エスロンのRV105です。
竪樋は樹脂製の丸60Φです。

軒樋の吊り金具は、ポリカーボネート製で450mmピッチに取付けます。
専用の樋受けビス32mmでガッチリと固定しています。

立平葺きの完成後
ガルバリウム鋼板の立平葺きです。
つや消しのブラック色がスタイリッシュですね。

棟換気はリッヂベンツを3640mm取付けています。

6寸勾配となかなかの急勾配ですので、軒先にスノーストップを取付けて
雪が落ちないようにしています。
岩手県では、雪止めはとても重要な部材です。
まとめ
岩手県紫波町にて新築住宅の屋根工事を実施しました。この工事では、耐久性に優れたガルバリウム鋼板を使用した破風板金の取り付けと、機能性を高める雨どいの設置を行いました。特に、破風板金には、雨水の侵入を防ぐために細部にわたる丁寧な仕上げを施し、角部分には水が入らないように特別な注意を払っています。また、雨どいには、耐久性のある樹脂製のものを選び、安定した水の流れを確保しました。立平葺きの屋根は、つや消しブラックのガルバリウム鋼板を使用しており、見た目にもスタイリッシュな印象を与えます。さらに、厳しい冬に備えて、雪止めの取り付けにも配慮しました。これらの工事を通して、我々は耐久性、機能性、そして美観を兼ね備えた屋根を実現しました。
この工事事例は、技術の精度と美しい仕上がりを求める方にとって、参考になるでしょう。我々は地元密着型の屋根工事店として、お客様のニーズに応じた最適な提案を心がけています。屋根のリフォームや新築住宅の屋根工事をご検討の方は、是非一度、私たちにご相談ください。お見積りから施工まで、専門のスタッフが丁寧に対応いたします。あなたの大切な家を守るために、最高の技術でサポートさせていただきます。
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